吉本会見詳報(13完)岡本社長「ひとえに私の力不足」

 --今回問題になったパーティー以外に吉本タレントや社員が参加した反社会的勢力のパーティーはありませんか

 岡本昭彦社長「ありません」

 --会見時間が5時間となりましたが、世間の皆さんはこの会見で納得していると思いますか

 「十分を尽くすためにやっています」

 --具体的な対策は見えてこないのですが

 「タレントさんと向き合えるスタッフをどれだけ拡充できるかということだと思います」

 --これまでタレントさんのトラブルについて、損害賠償請求などされたことはありますか

 「これまで一度もタレントさんに損害賠償請求したことはありません」

 --宮迫博之さんらの会見で出た内容について、何か反論したいものはありますか

 「反論というか、思いをもう一度伝えるということかなと思います」

 --事実と違うことはないということでしょうか

 《少しの間、沈黙》

 「それは…まあ、ちょっと違うところはあると思いますけど」

 --その部分、事実と違うところを教えてください

 「すみません、ちょっとお待ちください」

 《岡本社長が1度壇上から引っ込み、すぐ出てきた》

 「すみません、あの受け止め方の違いと言いますか、だから話をできればと思っています」

 --事実と違うところは、という質問ですが

 「認識の違いということなので、本人たちと話ができればと思います」

 --言った言葉は間違いがないけれど、認識の違いがあったということですか

 「認識の違いがあったということです」

 --宮迫さんらの会見で言った言葉はすべて正しいと認められるわけですね

 「僕としては認識の違いがあるので、そうですね」

 --言った言葉はすべて事実と認められるということですか

 「もう一回、その前に何を言っているかというのも、精査して、そこでもう一回、僕なりに理解できればと思います」

 --東京進出のときはワンルームだったと松本人志さんが言っていた。そのときから岡本社長が変わってしまったことはありますか

 「僕のなかでは、東京に来てからの気持ちというのは、忘れていないつもりですし、お笑いを愛する人たちをサポートするのが僕のやってきたことだと思う。その思いは変わっていないつもりですけど、行動が伴っているかというと、それはちょっと見直すというか、思いは非常にあるが、行動をもう一回改めるということに尽きるのかなと思います。これだけのことを起こしたのは反省すべきだと思います」

 --いま、SNSでは芸人さんたちから、ギャラの配分について5対5という数字について異論が出ているが

 「個別具体的な数字ではなく、平均なので」

 《いくつかの質問があった後、社員側から「岡本社長にしかできないこと」の答えについて、岡本社長を擁護するコメントがあった》

 《最後に岡本社長はポケットからあいさつが書かれた紙を取り出し、ときおりその文書に目を落としながら話した》

 「本日は大変長い時間ありがとうございました。改めまして、反社会的勢力の被害にあわれた方におわび申し上げます」

 「吉本興業は何者にも代え難い笑顔を提供してきた会社であり、約6千人の才能ある方々、千人のスタッフ、株主や関係者の方々、何よりファンの方々に価値を見いだしてもらっています。ひとえに今回のことは私の力不足であり、まことに申し訳ありませんでした。反省し、真摯(しんし)に受け止めていきたいと思っています」

 《フラッシュがたかれ、岡本社長が壇上から立ち去った。約5時間半にわたる会見が終了した》

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