加藤浩次VS大崎会長は吉本“茶番劇”に!? 退陣迫った加藤がトーンダウン「さらに話し合っていく」 同調した芸人は会社との溝も深まり…

 お笑い芸人による闇営業問題に端を発した吉本興業の内紛。自身の進退をかけて、生放送で大崎洋会長(65)、岡本昭彦社長(52)の退陣を迫った極楽とんぼ、加藤浩次(50)が24日、MCを務める『スッキリ』(日本テレビ系)の生放送で、前日夕の大崎会長との会談内容を報告したが「話は平行線」「さらに話し合っていく」とトーンダウン。これまたとんだ茶番劇だが、加藤発言に同調した芸人たちと会社の溝は深まるばかりだ。

 前日までのいきり立った雰囲気とは打って変わって冷静な加藤。24日、「スッキリ」で冒頭「まずはこんな事態になってしまっておわびしたい」と謝罪の弁を述べた。

 前日、3時間に及んだ会談については「大崎会長からは自分の今の体制で吉本をよくしていきたいという考えと、いろいろな改革案を聞いた。大崎会長は会社側の意見、僕は芸人側の意見として言ったが、そこに合致点がなかった」と報告。

 「会社側の意見も分からないわけではないが、宮迫(博之)くんや(ロンブー)亮くんの会見をみて、こんなことをさせる会社にはいられないという僕の気持ちを芸人サイドの意見として伝えてもずっと平行線」と説明。大崎会長が意見を持ち帰ることになった。

 加藤は「(大崎会長が)岡本社長の会見をそんなに悪いと思っていないことには、うん? という部分もあった」と疑問を投げかけたが、何かしらの決着を期待した視聴者からするとかなり拍子抜けではなかったか。

 加藤はなぜ生放送という公の場で反旗を翻したのか。そこには“ファミリー”とされる複雑な人間関係が渦巻いている。

 大崎会長は過去の因習を断ち、反社会的勢力の排除に尽力してきたと評される。ダウンタウンの松本人志(55)は若手時代から育てられた恩義を、その大崎会長に感じているのは自他ともに認めるところ。

 岡本社長はダウンタウンを担当し彼らのバラエティー番組にも登場した名物マネジャー。藤原寛副社長(50)もそうだ。大崎会長は岡本社長に絶大な信頼を寄せている。つまり吉本の上層部と松本の絆は一枚岩だ。

 ■“外様”で東京芸人

 さらに現在の吉本は養成所のNSCを経てプロになる芸人が多い。年功序列を重んじる芸人界で「NSC◎期生」という言葉が上下関係を示し、大阪NSCの1期生の松本がその頂点と言っても過言ではないだろう。

 すなわち加藤の反旗は松本に向けられたものでもある。これは“大阪芸人”の松本と異なり、加藤が“東京芸人”であることが大きい。しかも生え抜きではなく、劇団からオーディションで吉本入りした“外様”ということも影響している。

 ■トーンダウン「さらに話し合っていく」

 「加藤を慕う若手芸人は吉本だけでなく、他事務所にも多数いるほど。生え抜きほどのしがらみを感じていないだけに、先頭に立って吠えたのだろう」と吉本の事情に詳しい民放関係者。

 「相方の山本圭壱の不祥事をめぐって、会社側と何度も対立してきました。加藤についたマネジャーが代々優秀で大事になるのは避けてきたが、ここに来て、ついにはじけた感じです」と続ける。

 相方の山本も後輩の人望が厚く、ロンドンブーツ1号2号の田村淳(45)やココリコの遠藤章造(48)らが“軍団山本”を標榜。さらに『スッキリ』で共演するハリセンボンの近藤春菜(36)、加藤の同郷の北海道出身、タカアンドトシのタカ(43)や平成ノブシコブシの吉村崇(39)も加藤に共感を示している。

 さらに23日、「プロ根性で乗り越えましょう」とツイッターで呼びかけた松本に対し、友近(45)が「ちょっと待ってください」とあえて苦言も。吉本芸人を分裂させかねないほどの騒ぎは、お約束のずっこけオチで終わらせてしまうのか。

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