宮迫博之の処分、撤回を撤回も 「闇営業騒動」で吉本混迷

 闇営業問題をめぐる騒動で雨上がり決死隊・宮迫博之(49)との契約解消の撤回を表明していた吉本興業が再度方針を転換する可能性が26日、浮上した。宮迫は金塊強奪犯の主犯格が参加した酒席に同席して謝礼を受け取ったとする報道に「2000%受け取っていない」と主張していたが、一部が金銭受け取りの証言を報道。吉本はこの日、公式HPで「マネジメント契約解消の撤回についても、再度検討せざるを得ない状況」と声明を発表。ドタバタぶりをうかがわせた。

 宮迫の“告発”謝罪会見を受けて契約解消を撤回していた吉本が急転直下、処分撤回を“保留”にした。

 宮迫は振り込め詐欺グループの会合に参加していたことに加え、19日発売の「FRIDAY」が2016年に福岡で起きた金塊強奪事件の主犯格と並ぶ写真とともに、5~10万円の謝礼を受け取っていたと報道。宮迫は会見で金銭の受け取りを否定したが、26日発売の同誌は金銭の受け取りがあったとする目撃証言を改めて報じた。

 吉本はこの日、公式サイトで、宮迫が金塊強奪犯との酒席について同社の聞き取りに「絶対に(金銭を)受け取っていない。2000%受け取ってない」と主張していたと報告。しかし、同社は「複数のメディアにおいて『宮迫氏は金銭を受け取っていた』とする報道がなされ、弊社が行った『反社会的勢力主催パーティ参加の真偽確認』の際にも、宮迫氏より虚偽報告を受けていることから、弊社としてもどちらを信じていいのか、困惑しております」と右往左往している様子だ。

 宮迫は会見で経営陣の“パワハラ”を告発する形で号泣して謝罪し、一転して世間の同情を買った。2日後に会見した吉本の岡本昭彦社長(52)は宮迫の契約解消処分を撤回。宮迫の進退が注目されていたが、吉本は「宮迫氏の主張を疑うことなく信じておりますが、万一にも、一部報道が事実であれば、先日、会見の場で発表させていただいたマネジメント契約解消の撤回についても、再度検討せざるを得ない状況です」と説明した。

 同社によると、宮迫、自ら契約解消を宣言しているロンドンブーツ1号2号の田村亮(47)には会見以降、同社から再度面談を打診しているが、2人が応じないという。同社は「同じテーブルについていただけるよう、引き続き打診を続けていきたいと考えております」としている。

 闇営業問題から端を発して、極楽とんぼの加藤浩次(50)の退社宣言など所属芸人が経営陣をバッシングする“場外戦”になり、吉本は制御不能状態。民放各局からもコンプライアンスの徹底を求められている。見切り発車の方針転換は、火に油を注ぎかねない。

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