「めちゃイケ」もタカトシも煮え湯飲まされ…加藤浩次“反旗”の背景 吉本、いきすぎた「松本ファースト」

 お笑い芸人による闇営業問題に端を発する吉本の内紛騒動。極楽とんぼの加藤浩次(50)はなぜ自らの身を切ってまで経営陣に反旗を翻したのか。そして、なぜ芸人たちはそれに追随するのか。それは、長年続いてきた経営陣が敷いてきた“松本ファースト”体制の呪縛なのか。

 経営陣の退陣を生放送で迫った加藤。大崎洋会長(65)との直談判を果たし、存在感をアピールした。

 「22日の放送で自身の進退をかけた発言をした際、『芸人も社員も大崎会長や岡本(昭彦)社長のことをおそれている』と芸人だけでなく、社員の思いも代弁した形です」と吉本の実情に詳しい芸能事務所関係者。

 「単に芸人の不満をぶちまけたというわけではないのです。ただ松本人志と意見を違えるわけでもなく、吉本をよくしたいという思いは一緒。もともと“外様”の加藤は主流派ではない。だから、社内の不満の声なども加藤の耳には入ってくるようです」と続ける。

 加藤の動きに北海道出身の芸人らが追随する動きを見せている。中でも関係者を驚かせたのはタカアンドトシのタカ(43)だ。インスタグラムに「ファミリーと感じたことない」と投稿したのだ。

 「芸人の中でも穏やかな性格のタカがこのような発言をすることが驚きでした」と演芸関係者。「ただ、タカも現体制に煮え湯を飲まされた一人ですから」とも。

 「タカアンドトシの人気がピークだったとき、日本武道館で単独ライブをやろうとしたのです。会場を押さえて、スタッフもそろえた段階で、上層部から『武道館でライブをやった芸人は松本(人志)さんだけだから、ほかの芸人がやるのはNGだ』とストップがかかったんです。あのときはタカトシもスタッフもかなりがっかりしたそうです。武道館なら、ザ・ぼんちもやっているんですけどね」と明かす。

 「端から見ていても、『めちゃイケ』にかかわっていたスタッフなんて相当の逆風でしたね。当時のマネジャーなんて10円ハゲがいくつもできるほど神経をすり減らしながら、上層部とやりあっていましたよ」と先の芸能事務所関係者。

 大崎会長は、ダウンタウンを東京でトップ芸人に育て上げた恩人。そして岡本社長は入社直後からダウンタウンのマネジャーを務めてきた。

 「2人は、自分たちがダウンタウンを支えることで、現在の吉本興業の隆盛を作り上げてきたという自負も大きい。そうやって組織が成り立っている以上、2人にとってダウンタウンを頂点とする構造を頑なに守ることが呪縛となったのです」と先の演芸関係者。

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