「パラサイト」韓国映画初のオスカー&4冠 日本でも祝福「歴史が変わった」「これをお手本に邦画も」

 米映画界最大の祭典、第92回アカデミー賞の授賞式が9日(日本時間10日)、米ハリウッドのドルビーシアターで開かれ、「パラサイト 半地下の家族」(ポン・ジュノ監督)が主要部門の作品賞など4部門で受賞した。韓国作品がアカデミー賞を受賞するのは初めて。日本のネットユーザーからも祝福のコメントが相次いだ。

 同作は貧困にあえぐ家族と裕福な家族をめぐる物語。俳優のソン・ガンホが主演を務めている。今年のアカデミー賞では6部門にノミネートされ、作品賞、監督賞、国際長編映画賞(旧外国語映画賞)、脚本賞を受賞。話題作の米映画「ジョーカー」(2冠)、米英製作の「1917 命をかけた伝令」(3冠)を上回り最多だった。

 評判の良い作品ではあったが、ここまでの大成功を予想できた人はほとんどいなかったようだ。日本のネットユーザーらも「パラサイト本当におめでとう」「パラサイト圧勝じゃん、すげぇ」「パラサイトがアカデミー賞作品賞まで受賞 マジで歴史が変わった」「ポン・ジュノ監督とソン・ガンホ氏のコンビに外れはないとは言え、オスカー受賞とか凄い!!」などと祝福と驚きのコメントを投稿。地元の映画館は同作を上映していないが、4冠を受けて上映を検討してほしいという声もあがった。

 一方、邦画業界と比較して「日本映画、完全に水をあけられた感…」「完全に日本の映画界は置いてけぼりをくらったね」「パラサイト観ると邦画は当分追い付けない気がする」と“完敗ムード”を漂わせるコメントを書き込む人も。「邦画界も刺激を受けてほしい」「これをお手本に日本も」と、邦画のさらなる飛躍を期待するつぶやきもあった。

 今年の同賞に日本の作品は選ばれていないが、米映画「スキャンダル」がメーキャップ&ヘアスタイリング賞を受賞し、同作で特殊メークを手掛けた京都市出身のカズ・ヒロ(辻一弘から改名、米国在住)さんが2年ぶり2度目の栄冠に輝いた。

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