家賃が払えない、アニメ声優の現場は3密…日本俳優連合が新型コロナでアンケート

 俳優や声優が加入する団体「日本俳優連合」(理事長・西田敏行)は20日、新型コロナウイルスと公的支援に関する調査の中間集計結果を発表した。ドラマやアニメの制作、舞台の公演などが中止や延期に追い込まれるなか、俳優らも生活の先行きに不安を抱えているようだ。

 同団体には約2600人が加入しており、14日から19日まで1020人分の回答が集まった。

 アンケートに答えた俳優らは「とにかく現金を頂かないと家賃も払えません」「舞台(仕事)が中止になり、今後も再開される希望もなく今月から無収入」などと窮状を訴えている。「エンターテイメントビジネスは口頭契約が多すぎます。これを制度で変えてほしい」「フリーランスは信用商売で、契約書などない口頭での依頼キャンセルが多いため、その辺も加味して支援の考慮審査していただければ」などと求める人もいた。

 また、アニメ業界の声優は「声優の仕事環境は密閉、密接、密集の『3つの密』そのもの。クライアントも事務所も自粛し、仕事はゼロの状態です」と苦しい立場にあると述べ、国がアニメを文化や商品として海外にアピールするためにも、声優らの生活を支えてほしいと期待していた。

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