テレ朝の情報番組で露呈したTV局チェック体制の脆弱さ

 【芸能ニュース舞台裏】

 テレビ朝日が全面的に白旗をあげた。朝の情報番組『グッド!モーニング』が今月7日に放送した新型コロナウイルス関連の放送をめぐり、12日の放送で坪井直樹アナ(50)が謝罪したのだ。

 「医師のコメントを都合のいいところだけを切り取り、放送してしまったことが原因ですが、現在のテレビ局のチェック体制の脆弱(ぜいじゃく)さが露呈しましたね」とスポーツ紙放送担当記者。

 「テレビ朝日は、ディレクターが作ったV(動画)をプロデューサーがチェックしていますが、実はここが落とし穴。元の取材Vまでは確認しない。というかできない。そこまでやったら、時間がいくらあっても足りない。こうした問題はディレクターのバランス感覚がなければ、今後も起こりうることです」

 テレビ番組作りに欠かせない“トリっきり”という手法も問題を生む土壌になっているという。前出・スポーツ紙放送担当記者が再び伝える。

 「企画段階で全体の流れができている。ここにナレーションをはめ込んで、ここには本人のコメントと設計図に当てはめていく。新聞や雑誌のインタビューのように、話を聞いてから切り口を考えるなら、このような問題は起きませんが、テレビのインタビューは手法が違いますからね」

 ちなみに番組ホームページに14日段階で謝罪は掲載されていない。(業界ウォッチャーX)

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