歌舞伎座5カ月ぶり再開 愛之助「涙出そう」 妻・紀香「拍手が何よりうれしかった」

 新型コロナウイルスの影響で閉場していた東京・銀座の歌舞伎座「八月花形歌舞伎」(26日まで)が1日、5カ月ぶりに再開した。

 中止されている掛け声の代わりに、絶妙なタイミングで起こる拍手に役者たちも演技に熱が入った。第1部「連獅子」で先陣を切った歌舞伎俳優、片岡愛之助(48)は「涙が出そう。お客さまの拍手で『待っていてくれたんだ』とパワーをいただいた」と感激。客席から夫の雄姿を見守った女優、藤原紀香(49)も「拍手が何よりうれしかった」と目頭を押さえた。

 第2部「棒しばり」では中村勘九郎(38)と坂東巳之助(30)のやりとりで劇場は笑いの渦に。完売した第3部「吉野山」は市川猿之助(44)と中村七之助(37)が熱演した。

 第4部「与話情浮名横櫛」に出演した松本幸四郎(47)は書面で「新しい時代の、新しい歌舞伎の初日だと思っていますので皆さまには、はじめの一歩というものを見ていただきたい」とアピールした。

 観劇した製作の松竹社長、迫本淳一氏(67)も「温かい拍手に胸がいっぱい。改めて(人気ドラマの)『半沢直樹』だけじゃないと思った。ホームグラウンドで(役者も)戦ってくれている」と同作に出演する愛之助、猿之助、市川中車(香川照之、54)の劇場での頑張りに感謝していた。

 また、中村吉衛門(76)らが登場する「九月大歌舞伎」(9月1~26日)も4部制開催になることが発表された。

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