義昭との約束?帝?NHK大河「麒麟がくる」、ネットで白熱する「本能寺への伏線」

 NHK大河ドラマ「麒麟がくる」の第35話が6日、放送され、室町幕府15代将軍、足利義昭役の俳優・滝藤賢一の鬼気迫る演技が視聴者の間で大きな話題になった。また、主人公・明智光秀(長谷川博己)が見せた義昭とのやりとりも注目を集め、SNSには「これが本能寺への伏線か?」などと盛り上がりを見せている。

 大河ドラマとしては初めて光秀を主役とし、美濃から羽ばたいていく光秀の謎めいた前半生に光を当てていく同作。従来とはまったく異なる新しい解釈で戦国時代の英雄たちを描く群像劇だ。

 同幕府最後の将軍として知られる義昭。もともとは、将軍家の家督相続者以外の子として仏門に入っていたが、13代将軍で兄の義輝(向井理)が殺害された後、将軍として擁立された。戦が嫌いで、当初は「死ぬのが怖い。人を殺すなど思っただけでも恐ろしい」と語り、その姿に光秀らは「将軍としてふさわしくない」と考えていたが、弱者が救われる世の中を目指しており、その考えに光秀も共感。その後、織田信長(染谷将太)に擁されて上洛し、15代将軍に就任した。

 義昭は兄と同じく、幕府政所の頭人に摂津晴門(片岡鶴太郎)を起用。摂津は幕府を腐らせてきた張本人とも言える人物で、旧来の体制を嫌う信長や光秀とたびたび対立した。そんななか、信長も徐々に義昭に対し不満を持つようになり、幕府ではなく、帝や朝廷との関係を強めた。一方、摂津は、信長の力を削ぐため、信長の重臣である光秀の暗殺を計画。幕府内に漂う不穏な空気を義昭も感じていた。

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