朝ドラおちょやん、丸刈り福助「埴生の宿」演奏にネット号泣「フラグへし折れ」「藤堂先生思い出した」

 NHK連続テレビ小説「おちょやん」の第82話が30日、放送され、多くの視聴者が俳優・井上拓哉演じる富川福助のトランペット演奏に涙を流した。SNSは「無事に帰ってこい」「どうか死なないで」などの書き込みが相次ぎ、福助が演奏した「埴生の宿」がこの日、ツイッターのトレンドに入った。

 喜劇俳優で劇作家でもある2代目渋谷天外さんの妻で、松竹新喜劇の女優だった浪花千栄子さんの半生をモデルに、大正から戦後の激動の時代に女優の道をいちずに歩んだ女性の姿をフィクションとして描く同作。主人公の天海千代役を女優・杉咲花が演じる。物語は現在、第17週「うちの守りたかった家庭劇」が放送されており、第二次世界大戦において日本と米国の戦争が本格化するなかでの千代たちの様子が描かれている。

 福助は千代の幼なじみ、富川みつえ(東野絢香)の夫。実家はもともと芝居茶屋だったが、福助自身はその仕事に興味がなく、小さいころからトランペットに夢中だった。芝居茶屋を閉めたあと、そこに「福富楽器店」をオープンさせたが、戦争の影響で、敵国の音楽であるジャズのレコード販売は禁止となり、店内は軍歌一色になるなど様変わりしていた。

 第81話でそんな福助に赤紙(召集令状)が届いた。福助は千代とその夫の一平(成田凌)のもとを訪れ、みつえとひとり息子の一福(歳内王太)のことを頼むと頭を下げた。千代と一平は言葉を返すことができなかった。

 第82話では、福助の出征壮行会が行われた。千代は、福助が戦地に赴く前に、トランペットで大好きなジャズの曲を誰もいない劇場で思う存分吹かせてあげたいと考え、一平に相談する。一平は、このご時世にそんなことをすれば大問題になり、自身が座長を務める「鶴亀家庭劇」の興行にも影響しかねないと難色を示すが、千代の気持ちを理解。壮行会当日、福助を劇場に連れ出し、トランペットを演奏させた。その楽曲が「埴生の宿」で、千代と一平だけでなく、みつえや福助、母・菊(いしのようこ)らの前で福助は渾身(こんしん)の演奏を披露した。その音色に千代たちは涙を流した。

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