【衝撃事件の核心】自宅床に穴開け女性宅に侵入…51歳男の恋の末路は?「彼女は人生の全てだった…」

 平成27年10月、茨城県つくば市の自宅アパートの床に穴を開けて階下に侵入し、当時39歳の女性を襲ってけがをさせたとして、強姦致傷と建造物損壊、住居侵入の罪に問われた住所不定、無職の男(51)の裁判員裁判が今年5月、水戸地裁で行われた。思いを寄せる女性の真上の部屋にわざわざ引っ越し、犯行に及んだこの男。証人尋問や被告人質問では、男の一方的で、そして情熱的な片思いの全貌が明らかになった。(水戸支局 上村茉由)

 ■10年ぶりの「再会」

 「恋愛感情を抱いていた。彼女は人生の全てだった」

 男が吐露した愛の告白は、法廷の静寂に溶けて消えた。10年間かけて温めた思い。直接伝えることは、ついぞかなわなかった。

 平成8年、インフラ整備会社に務めていた男が茨城県に赴任した際、同僚の男性に連れられて入った飲食店で、アルバイトをしていたのがその女性だった。しかしその後、男は東京都内へと転勤。18年に再び茨城県内の営業所に戻り、女性と10年ぶりの再会を果たしたことで、男の恋の歯車は回り出した。

 女性はクラブや小料理屋など、数軒の飲食店のオーナーになっていた。はじめの3カ月ほどは、女性から誘われて女性の経営する店に足を運んでいた男だったが、そのうち自ら通うようになった。週末に1~2回訪れ、一度に3万~5万円を支払っていたという。

 女性は、男を常連の上客として扱った。証人尋問に臨んだ女性は「あくまで経営者と客」と説明。「男に恋愛感情を抱いたことはあるか」という検察官の質問に、「すみませんが、ありません」と即答した。

 だが、男は違った。

 「かなり面倒見が良くて、優しい人だと思った。容姿も好みだった」

 「5年くらい前から彼女になってほしいと思い、3年くらい前から、結婚するなら彼女しかいないと思っていた」「年齢的に、私には彼女が最後のチャンスだと思った」

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