山口組分裂 「任侠道にもとる!」オヤジが子を置き去りに逃走…ヤクザ社会で批判噴出

【衝撃事件の核心】

 親は子を慈しみ、子は親を敬う-。一般社会はもちろん、盃(さかずき)を交わして「疑似家族」の関係を結ぶヤクザ社会であれば、なおさら尊ぶべき徳目だ。指定暴力団神戸山口組側の組員を暴行するため凶器を準備したとして、対立する指定暴力団山口組直系「秋良(あきら)連合会」側の組員が5月、凶器準備集合・同結集容疑で大阪府警に一斉摘発された。

 これまでに同連合会側の逮捕者は計21人に達したが、トップである同連合会の会長は1カ月以上行方をくらませており、府警は全国に指名手配した。北海道の林道で7歳男児が親に置き去りにされ、6日後に保護された騒動は記憶に新しいが、次元は異なるものの、子(組員)を〝置き去り〟にして逃走を続けるオヤジ(組長)の所業。関係者からは「任侠(にんきょう)道の精神にもとる行為だ」と批判が噴出している。

 「やられたらやり返す」

 事件のきっかけは昨年12月17日、秋良連合会の本部事務所(大阪市浪速区大国)前で起きた小競り合いだった。昨年8月の山口組分裂でたもとを分かった神戸山口組傘下団体の組員が現れ、同連合会側を威嚇。双方がもみ合いになり、同連合会側の組員が神戸側から暴行を受けた。

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