韓国から襲来したテロリスト 思想性や組織性ない「ローンウルフ型」の脅威が改めて浮き彫りに…

【衝撃事件の核心】

 靖国神社の爆発音事件をめぐり、建造物侵入や火薬類取締法違反の罪などに問われた韓国籍の無職、全昶漢(チョン・チャンハン)被告(28)に実刑判決が言い渡された。当初は「神社にA級戦犯が祭られている」ことなどへの憤りを動機にあげた全被告だったが、公判では「劣等感があり、他人に褒められたかった」と“真意”を説明。独善的ともいえる動機で思いを募らせ、暴発する「ローンウルフ」(一匹狼)の脅威が改めて浮き彫りになった。

 ■“靖国襲撃” 犯行は「テロ」?それとも…

 「計画性、危険性の高い悪質な犯行」

 東京地裁で19日に開かれた判決公判で、家令和典裁判官はこう指摘し、懲役4年(求刑同5年)を言い渡した。

 判決などによると、全被告は平成27年11月23日、金属製パイプや火薬を材料に作った「装置」を靖国神社のトイレに設置。タイマーで点火し、推進したパイプで天井を壊すなどした。この際、爆発音が発生した。

 「靖国神社で騒ぎを起こせばマスコミの関心を引けると考え、犯行を思い立った。火薬を使った装置の部品を航空機で持ち込み、下見をした上でトイレに設置した」。判決では、こうした「計画性」とともに、人が自由に出入りできる神社で装置を起動させた「危険性」が厳しく指摘された。

 公判で、検察側は「悪質なテロで厳罰が必要」と主張。一方、弁護側は「テロとは性質が異なる」と執行猶予判決を求めた。判決では犯情の悪質さを指摘したものの、テロか否かの評価には言及しなかった。

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