「渇水になっても水を自由に使える」国交省職員かたる詐欺事件発生!?だが調べてみると通報者は…

【衝撃事件の核心】

 「渇水になっても水を自由に使える」「パラリンピックのチケットを安く買える」。国土交通省の職員を装った人物に現金をだまし取られそうになったとの通報が今月上旬から相次ぎ、12日に10件を超えた。国交省は「職員が一般家庭を訪問して勧誘することはない」と注意を呼びかけていたが、ここにきて同一の通報者によるいたずらではないかとの見方も出始めている。真実は“藪の中”だが、捜査関係者は「いたずらであれば、軽犯罪法違反にあたる可能性もある」と指摘している。

 国交省は7日、同省の職員を装った人物が一般家庭を訪問し金品を要求したとの通報が相次いでいるとして注意を呼びかけた。国交省によると、通報は12日までに10件あった。いずれも最新の国交省の施策を“ネタ”にしていることや、「国交省職員を名乗る男女2人組が自宅に訪問」「国交省の名刺を出して金銭を要求」など、共通点があるという。

 最初に通報があったのは、4日。通報者は愛知県在住の30代男性だった。前日の3日に国交省職員職員を名乗る男女2人が自宅を訪問し、名刺を差し出した上で「『子ども霞が関見学デー』を実施する。15万円払うと参加できる」と勧誘してきた。男性は断り、国交省の担当課に電話で通報した-。

 国交省は7月27、28日、大臣室見学や職人体験などを行う子供向けの見学会「子ども霞が関見学デー」を開催する予定で参加者を募集していた。ただし、参加費は無料。国交省広報課は6日、公式ホームページで事案を紹介し、「金銭を請求することはない。不審な電話や訪問を受けた場合は警察にご相談ください」と注意喚起した。

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