「僕1人が…」歯科医が激白した大阪府警OBの“悪事” 診療報酬詐欺の真相

【衝撃事件の核心】

 「窮鼠(きゅうそ)猫を噛む」。追い詰められた末に居直り、強敵に立ち向かう弱者に出くわすことは取材の現場でも珍しくない。患者の治療をでっち上げ、診療報酬をだまし取ったとして6月、大阪府警に詐欺容疑で逮捕された歯科医の男も“強敵”にあらがうかのように自らの悪事を逮捕前に告白した。閉院した大阪市内の歯科医院を府警OBらに乗っ取られて脅され、やむなく不正を繰り返したというのだ。その府警OBとは、元警察官の経歴を武器に企業絡みのトラブル解決で知られた人物。脅し文句で他人の行動を操る手口は実に巧妙だったというが、出身母体の府警によって歯科医とともに御用となった。

 「乗っ取り」怒りブチまける

 歯科医の男とは、昨年10月まで大阪市浪速区で歯科医院「賀川歯科医院なんば診療室」を運営していた医療法人「賀川歯科医院」(徳島市)の理事長、賀川幸一郎容疑者(45)。府警元巡査部長で経営コンサルタント、今野作治容疑者(56)らとともに、なんば診療室を舞台に診療報酬約14万円をだまし取ったとして6月末、府警刑事特別捜査隊に逮捕された。

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