サマーランドの「切り裂き魔」はビキニ女性ばかりを狙う…各地プールはテロ対策なみ

【衝撃事件の核心】

 夏休みの家族連れやカップルでにぎわう東京都あきる野市のレジャー施設「東京サマーランド」で、若い女性の尻を狙って切りつける「尻裂き魔」が現れた。狙われたのはいずれも18~24歳のビキニ姿の女性で、捜査関係者は「性的満足を得るための犯行ではないか」と指摘する。プールではこれまでも痴漢被害がたびたび報告されていた。波の下で何が起きていたのか。警視庁は犯人特定に全力を挙げている。

■切り裂かれた水着、尻裂き魔の出現

 「チクッとした」

 21日午後2時過ぎ、神奈川県内に住む病院職員の20代の女性は、施設屋内の波の出るプール「コバルトビーチ」で、混雑で芋洗い状態のなか、大学時代の同級生3人と手をつなぎ押し寄せる波を楽しんでいた。

 波が終わった直後。3人のうち2人が痛みを訴えたため、プールから出ると、2人の尻には水着ごと縦に7~8センチの傷が入っていた。慌ててタオルを当てたがすぐに血で染まり、近くの救護室に駆け込んだ。

 2人は救護室で手当てを受け、施設側は傷口の状況から何者かに切られたと判断。水底検査を実施したが異常は発見できず、営業時間を30分短縮して、手荷物検査を実施したが、犯人は見つからなかった。

 結局この日、18~24歳の計9人の女性から同様の被害の報告があった。

 事件があったプールは幅約20メートル、長さ約60メートルで最深部は120センチ。毎正時、人工の波が3分間ほど流され、最も混雑する。被害者9人を時間別にみると、3人は午後1時にプール内にいて、6人は午後2時にいた。

 事件のあった21日の入園者数は約1万4千人で、今年4番目に多く、事件当時はプールに約1200人が入っていたという。警視庁福生署は、犯人は混雑に乗じて犯行に及んだとみている。

アクセスランキング

もっと見る

ピックアップ

    どう思う?

    「どう思う?」一覧