珍妙な合成写真で免許証を取得しようとした破戒僧の“お粗末手口”

【衝撃事件の核心】

 頭は僧侶、顔面は公務員、鼻だけプロゴルファー。違和感満載の合成顔写真を使って運転免許証を不正に再発行しようとしたとして、有印私文書偽造・同行使などの容疑で川崎市の僧侶が逮捕された。地元仏教界でも異質な僧侶として有名だったが、あまりの稚拙な手口に捜査員からは驚きの声が上がる。修行を積んでも煩悩はぬぐえなかったのか。身柄が拘束され、大事なお盆期間中は寺を不在にする“罰当たり”な結果となってしまった。

■レッスンプロら4人逮捕 運転免許の「替え玉受験」が発端

 一連の事件で逮捕されたのは、川崎市中原区市ノ坪にある東福寺の僧侶、杉本暁(ぎょう)宥(ゆう)容疑者(59)のほか、東京都台東区のゴルフのレッスンプロの男(51)▽横浜市保土ヶ谷区の日本年金機構職員の男(50)▽同市南区南太田の無職女(55)-の4人。

 警視庁によると、色覚障害のため運転免許の取得が困難な杉本容疑者が、自動車学校の試験を替え玉受験してくれる人物がいないか無職の女に相談したところから事件は始まる。

 女はインターネットで雑務を受け付ける「便利屋」の仕事をしており、過去にも杉本容疑者の依頼で粗大ゴミの処理などを請け負ったことがあったという。

 女は、知人である年金機構職員の男を杉本容疑者に紹介。替え玉受験を承諾した年金機構職員の男は、杉本容疑者の住民票を持って横浜市内の自動車学校に入校し、昨年1月に晴れて免許証を取得した。

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