神出鬼没「全裸マン」ついに御用、防犯カメラ前であの行為

【衝撃事件の核心】

 頭隠して尻隠さず、とはこのことか。兵庫県西宮市の甲子園球場近くの住宅街で、前代未聞の露出狂が御用となった。通称「全裸マン」。実に5カ月間、顔面をネックウオーマーなどで覆っただけの全裸で街角に出没しては女性に自慰行為を見せ続けた。神出鬼没の変態として警察の捜査を攪乱(かくらん)したが、8月初旬、公然わいせつ容疑で現行犯逮捕された。正体は有名私大を中退した26歳の無職男。屋外での自慰行為に快感を覚え、「風俗店では満足できない」と50回以上も同様の行為を繰り返していたという。男を大胆不敵な犯行に駆り立てたものは一体何だったのか。

「何しとるんや」「裸です」

 蒸し暑い8月2日の夕刻。兵庫県警の捜査員5人は、阪神電鉄甲子園駅から西に約300メートルの市道沿いのビルの一室に張り込み、額の汗をぬぐいながら窓の外に目をこらしていた。

 待ち構えていたのは、この住宅街の半径50メートル圏内で公然わいせつを繰り返していた「全裸マン」。数カ月もの間、捜査員が張り込みをしていたが、張り込みをしない日に限って目撃情報がもたらされる〝天敵〟だった。

 ビルの一室に入って約4時間半後の同日午後10時半すぎ。「今日もハズレなのか…」と沈滞ムードが漂い始めたころ、捜査員の1人が暗がりの中に初めて全裸マンの姿を認めた。

 ビル向かいの2棟のマンションの隙間(幅約1・2メートル)から、帽子をかぶった男がキョロキョロと辺りをうかがっていた。よく見ると、男は顔をネックウオーマーで覆い、靴下とスニーカー以外は何も身につけていなかった。

 捜査員の1人は叫んだ。

 「全裸マンがいたぞ!」

 捜査員たち全員が競うようにビルの外に飛び出した。行く手をさえぎるように市道を車が1台横切った。「逃げられたか…」。捜査員らの脳裏には不安がよぎったが、男は逃げも隠れもせず、全裸のまま悠然とその場に留まり続けていた。

 捜査員らは一気に男を取り囲み、「何しとるんや」と一喝。すると、男はたった一言、「裸です」。後ろから羽交い締めにされ、公然わいせつ容疑で現行犯逮捕された。

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