「うにしゃぶ店」で構築された人脈 野球賭博の深い闇 球界と暴力団つないだ「点と線」

【衝撃事件の核心】

 プロ野球巨人の元投手らによる野球賭博事件で、警視庁組織犯罪対策4課が黒幕の一人として摘発したのは、国内最大の指定暴力団山口組系の組員だった。球界のスキャンダルから暴力団による組織的な事件に発展した野球賭博事件。子供が憧れる職業の一つであるプロ野球選手と、表社会から最も縁遠い暴力団。点と点をつないだ線とは、何だったのか-。

 ■各界の人物が詰めかけた「うにしゃぶ」専門店

 フレンチ、中華、和食に始まり、中南米料理からロシア料理まで、世界各国のあらゆる料理店がしのぎをけずる東京都内でも、この料理を出す飲食店は多くはない。

 「うにしゃぶ」。うにを出汁で溶いた汁を鍋に張り、魚介類などをくぐらせる。ある東京都内のうにしゃぶ専門店には、プロ野球選手をはじめ、さまざまな職種の客が訪れ、活況を呈していた。同店の経営者は、野球賭博の客を集めて主催していた斉藤聡被告(38)=賭博開帳図利罪で公判中=だった。

 店に集まった人物の中には“異質”な人間も含まれていた。1人の暴力団関係者の男だ。

アクセスランキング

もっと見る

ピックアップ

    どう思う?

    「どう思う?」一覧