「アベのナンバーツーに頼まれた」…渋谷を騒然とさせた英国“爆弾男”の仰天供述

【衝撃事件の核心】

 2020年の東京五輪・パラリンピックを前にテロ対策の強化が進む中、今月7日、白昼の繁華街が騒然とする“事件”が発生した。「渋谷の銀行で、外国人の男が『爆弾だ』と言っている」。結局、男の荷物から爆発物らしきものは見つからなかったが、買い物客や外国人観光客らでにぎわう街が、一時ものものしい空気に包まれた。男の狙いは何だったのか。緊迫した現場を取材した。(緒方優子)

 ■銀行ATM付近にキャリーバッグ…「ボムだ」

 「爆弾だ。開けるな」

 7日午前1時、東京・渋谷のみずほ銀行行内に男の声が響いた。白い襟付きシャツにジーンズ姿、褐色の肌で流暢(りゅうちょう)な英語を話す若い男は、銀行1階のATM付近に置かれた青いキャリーバッグを指し、駆けつけた渋谷署員に英語で爆弾を意味する「bomb(ボム)」と繰り返した。

 「本当に爆弾なのか?」

 男とやりとりする警察官に緊張が走る。間もなく現場には、無線連絡を受けた警視庁本部の爆発物処理班をはじめ機動捜査隊、機動隊などの車両が次々と集結。ビルの中にいた行員や客ら約100人を一斉に避難させ、銀行のある駅前の交差点一帯に黄色い規制線が張られる厳戒態勢となった。

 真昼の繁華街を震撼(しんかん)させた“爆弾騒動”。通行人らはスマートフォンやカメラを構えて規制線の前に押し寄せていた。インターネット上には現場の写真とともに「銀行強盗?」「爆弾テロか」などと未確認の情報が錯綜(さくそう)した。

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