「なぜポケモンGOをしながら運転したのか」理不尽な死…次男失った父の怒りと悲しみ

【衝撃事件の核心】

 スマートフォン向け人気ゲーム「ポケモンGO(ゴー)」を操作中の男が運転するトラックが、下校中の小学4年の男児をはね死亡させる事故が10月に愛知県一宮市であった。注意を喚起してもなくならないポケモンGOをめぐる事故やトラブル。男児の遺族はゲームの仕様の規制を求め、市や県警が働きかけたことで、ゲーム運営会社は一定以上の速度で移動するとアイテムが出ないようにするなど仕様を変更した。悲惨な事故が対策の動きを加速させたが、「ながら運転」をはじめ身勝手な利用は本当に減るだろうか。規制を求める過程では市に放火を連想させる脅迫メールも届いた。「ゲームが悪者にならないために、安全な場所だけで遊べるようにしてほしい」。理不尽な死で次男を失った父の願いだ。

 「運転中は必ずしていた」

 痛ましい事故は10月26日午後4時ごろ、一宮市の市道交差点で起きた。近くに住む小学4年の則竹敬太君(9)が横断歩道を渡る途中、市内の会社員、川合信右被告(36)が運転するトラックにはねられ、頭を強く打ち、搬送先の病院で死亡。集団下校の途中で1人になった際に遭った事故だった。

 川合被告は自動車運転処罰法違反(過失傷害)容疑で現行犯逮捕され、同法違反(過失致死)罪で起訴された。

 愛知県警によると、川合被告は「スマートフォンを助手席に置いて充電しながらポケモンGOをしていた」「前を見ていなかった。運転中は必ずしていた」などと説明。事故はポケモンに無中になる余りの前方不注意が原因とされた。

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