「彼は狂った人」中国人教授の振る舞いにブチ切れ…“ジャーク騒動”訴訟の顛末

【衝撃事件の核心】

 ”He is a jerk.”(ヒー・イズ・ア・ジャーク)

 この言葉が、ただでさえ紛糾していた会議を激しく“炎上”させた。「jerk(ジャーク)」と言われても、すぐにピンと来ないかもしれない。日本語に訳すと「愚か者」「変わり者」「狂った人」…。こうした物騒なフレーズが飛び交ったのは、最高学府である大学の、しかも教授会という極めて高尚な場所だった。中国出身のある教授の振る舞いを別の外国人教授が批判し、前代未聞の“ジャーク騒動”に発展したのだ。言われた中国出身の教授は「差別発言だ」として、慰謝料などを求め大阪地裁に提訴した。混乱を極めた教授会の内幕とは-。

 いきなり会話を録音

 大阪地裁判決が認定した事実をベースに、当日のやり取りを再現していく。

 舞台は関西地方のある私立大。今から2年前の平成26年10月、あるセクションの教員十数人が参加し、定例の教授会が開かれた。

 大学組織の運営のあり方をめぐって、中国出身のA教授が考えを述べた。そして「この意見を部局長会議で伝えてほしい」と議長に要請した。

 しかし、議長のリアクションが十分ではないと思ったA教授は「きちんと伝えてくれるか分からないので、今の私の発言を録音しました」と告げ、ICレコーダーを机の上に置いた。

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