京都の老舗で「お家騒動」勃発 分裂「山口組」めぐる代理抗争か 警察当局が厳戒

【衝撃事件の核心】

 源流をたどれば幕末まで行き着く古都・京都の指定暴力団「会津小鉄会」で、トップの引退と撤回が飛び交うお家騒動が勃発した。背後には国内最大の指定暴力団「山口組」(構成員約6千人)と、分裂した指定暴力団「神戸山口組」(同約2800人)のどちらにつくかの路線対立があるとされる。11日には両組の数十名超が京都に押しかける“騒動”もあり、「代理抗争」が起きる可能性も出始めた。既に分裂したとの情報もあることから、警察当局も警戒を強めている。

ファクスで起きた「クーデター騒動」

 会津小鉄会は、幕末に京都守護職として京都の取り締まりにあたった会津藩に縁があったとされる老舗組織だ。一時、跡目が途絶えたが、戦後、京都府内で一大勢力を率いた図越利一元会長が三代目を継承して名跡を復活した。

 構成員は平成27年末で約140人と、山口組や神戸山口組に比べて小さいが、過去には5代目山口組の最高幹部の暗殺を試みようとするなど武闘派で知られ、現在は馬場美次会長が6代目を継いでいる。異変が起きたのは、その馬場会長の立場をめぐってだ。

 発端は1月10日。会津小鉄会が今年初めて組員全員が集まる「定例会」を開いた日。馬場会長名義で複数の関係先に突然、1枚のファクスが送られた。

 《後進に道を譲るべく、原田昇をもって七代目会津小鉄会会長とし、不肖私の跡目とすることと決定いたしました》

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