不倫元夫と新妻から…幸せいっぱいの“デス賀状” 元妻、怒りの法廷闘争の顛末

 「知らなかった」と反論

 B子らの年賀状に果たして「悪意」はあったのか。

 訴訟でB子側は「作成したのはA男であり、送ったことも知らなかった」と関与を否定。過去の和解時の接触禁止条項についても「抽象的な内容であり、破った場合の制裁や損害の規定が設けられていない。あくまで訓示的なものに過ぎない」として、離婚成立前にA男と接触したとしても不法行為は構成しないと主張した。

 一方、A男の側も「住所録の全員に年賀状を一括送付したため、大西さんに送付したという認識がなかった」とした。

 これに対し、大西さん側は年賀状のデザインや両面とも自宅で印刷されている点を指摘。新たな結婚の報告をだれにすべきか「2人で相談しなかったはずがない」として、意図的に賀状を送りつけてきたと反論した。

 「嫌がらせとしか思えない」と判決指弾

 迎えた判決はまず、B子と年賀状とのかかわりについて検討。差出人が連名であること、2人で相談してデザインを決めていたことに加えて、その年のまさに元日にA男とB子が婚姻している点を重視。大西さんへの郵送にあたり、B子の関与があったと推測できると判断した。

 また、大西さんとの離婚が成立しないうちから、B子がA男と接触して性的関係を持っていたと認定。B子はその点においても、接触禁止の和解条項に違反しているとした。

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