“アイドル”通学させなかった母親 異例の書類送検…想定外の注目に戸惑う捜査関係者

女子生徒(右)が姉とともに姉妹ユニットで活動する様子をインターネット上に公開した動画(youtubeより)

女子生徒(右)が姉とともに姉妹ユニットで活動する様子をインターネット上に公開した動画(youtubeより)

【衝撃事件の核心】

 インターネット上で「ネットアイドル」として活動する中学3年の女子生徒(15)を通学させなかったとして、大阪府警が1月、学校教育法(就学させる義務)違反容疑で、女子生徒の母親(44)=東京都町田市=を書類送検した。女子生徒は8歳ごろから活動を始め、昨夏には母親とともに大阪から東京に転居し、本格的にタレント活動を行う意思を持っていた。母親は娘のCDプロデュースを自ら手がけるなど“ステージママ”としてかなりの熱の入れようで、調べに対し「娘の夢を応援したかった」と供述した。捜査関係者は「夢を追うのは自由だが、芸能活動を優先して義務教育を放棄することは許されない」と手厳しい。(井上浩平)

 セクハラ質問に動じず

 「ほんとに8さーい」「お小遣い5千円くらいだよ」

 長い髪を2つに結んだツインテールに、顔の半分近くを覆うサングラスをかけた女児が、カメラに向かって視聴者と雑談するネットの中継動画。女子生徒が小学生だった平成22年7月に投稿されたもので、このころから動画サイトなどに登場する「ネットアイドル」として活動を始めたとみられる。

 たどたどしい口調ながら、セクハラまがいの質問を軽口で受け流したり、慣れた手つきでパソコンや周辺機器を操作したり。視聴者からは「8歳とは思えない」「かわいい」と称賛する書き込みが相次いだ。

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