「餃子の王将」射殺と同じ殺傷力の拳銃がオークションサイトで売買されるネットの闇 暴力団転売で銃汚染社会?

【衝撃事件の核心】

 市民社会に広がる“銃汚染”の一端が明るみに出た。殺傷能力のある銃器をインターネットで売買する事案が相次ぎ発覚したのだ。取引の舞台となったのは、多くのユーザーを抱える大手オークションサイト。ネット上でやり取りされる無数の商品に交じって危険な銃器が売り買いされていた。背景には暴力団を取り巻く社会情勢の変化も関係しているという。(安里洋輔)

■暴力団との関係疑われた筋金入りのガンマニア

 「観賞用として買った」

 警視庁組織犯罪対策5課が1月、銃刀法違反の疑いで逮捕した神戸市の男(57)は調べに対してこう話したという。

 男は自宅の金庫に真正拳銃16丁を隠し持っていた容疑で逮捕された。

 「男はガンマニアで、自動装填(そうてん)式で旧ソ連製のトカレフやマカロフ、米軍に採用されているコルト・ガバメントなど、ありとあらゆる拳銃を収集していた」(捜査関係者)。

 そのコレクションは、銃器・薬物犯罪のプロで数多くの事件に携わってきた組対5課の捜査員をして、「これほどの種類と量を備えたガンマニアは前例がほとんどない。一度は暴力団との関係も疑ったほどだ」とうならせたほどだ。

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