長野防災ヘリ墜落 「遺志を引き継ぎ今後も人命救助」職場の仲間に最後の別れ

 長野県の消防防災ヘリコプターの墜落事故で、犠牲になった消防隊員ら4人のひつぎを乗せた車が9日、所属先の県消防防災航空センター(松本市)に次々と訪れ、多くの職場の仲間が最後の別れを惜しんだ。

 県警は新たに、消防隊員の伊藤渉さん(35)、滝沢忠宏さん(47)、大工原正治さん(42)の死因が、いずれも多発外傷だったとの司法解剖結果を公表。3人は全身を強く打ち、即死状態だったという。県警はこの日で、事故直後から続けていた現場検証を終えた。

 県消防防災航空センターには朝から、消防隊員の高嶋典俊さん(37)、伊藤さん、滝沢さん、パイロットの岩田正滋さん(56)のひつぎを乗せた車が相次いで到着。職員らは号令を合図に一礼し、静かに見送った。同センターの滝沢重人所長は「遺志を引き継いで、今後も人命救助に取り組みたい」と話した。

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