栃木スキー場雪崩 7年前の講習会でも雪崩…高校生ら数人巻き込まれ

 栃木県那須町で登山講習中に雪崩に巻き込まれ、県立大田原高校の生徒7人と教員1人が死亡した事故で、平成22年3月に同じ場所で実施された講習会でも雪崩が起き、参加者が巻き込まれていたことが21日、県教育委員会への取材で分かった。

 22年と今回の講習会の両方に参加した教員が複数いることも判明。県警は、雪崩の発生場所は異なるものの、今回の雪崩が予見できた可能性があるかどうか、関連を調べている。

 県教委によると、講習会は県高等学校体育連盟の主催で昭和38年以降、那須町湯本の那須ファミリースキー場付近で毎年実施されている。22年の講習会では、同年3月27日に「郭公沢(かっこうざわ)」と呼ばれる沢付近で雪崩が起き、数人の参加者が流され、腰の辺りまで雪に埋もれた。負傷者はなく、県教委には報告されていなかった。今月11日に実施した参加教員への聞き取り調査で発覚した。

 今回の事故では、雪崩注意報が出ている中で、雪をかき分けて進むラッセル訓練をしていたときに高校生らが雪崩に巻き込まれた。県警は業務上過失致死傷容疑で調べており、雪崩の発生を関係者が予想できたか「予見可能性」が焦点となっている。

アクセスランキング

もっと見る

ピックアップ