神戸山口組が定例会 新組織から復帰、直系組長が参加

 新組織を結成するため、一部の幹部が離脱した指定暴力団神戸山口組が8日、兵庫県淡路市の本部事務所で直系組長らを集めた定例会を開いた。情報収集にあたった兵庫県警は、新組織に参加したとみられていた直系組長の出席を確認。警察当局は新組織の結成を分裂ではなく「内部対立状態」とみているが、両組織間で勢力争いが過熱している現状が改めて浮き彫りになった。

 離脱後初めてとなる定例会には井上邦雄組長(68)や全国の直系組長らが出席。4月30日に結成された新組織「任侠団体山口組」の織田絆誠(よしのり)代表(50)=神戸山口組が絶縁処分=や本部長を務める「真鍋組」組長(50)=同=は姿を見せなかった。

 一方、結成式後の会見にも同席していた神戸山口組直系の「健心連合会」組長(72)は一転、定例会に参加。組事務所が結成式の会場となった直系の「古川組」組長(56)も出席した。古川組は「新組長」を名乗る幹部らが代替わりを主張し、新組織に参加したとみられている。

 新組織をめぐっては、6日に神戸市中央区の関連施設の警戒にあたっていた新組織側の組員が、複数の車に分乗した男らに襲撃される事件が発生。県警は内紛に伴う抗争事件とみて警戒を強めている。

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