サイバー攻撃 国内600カ所・2000端末感染か 日立ではシステム障害

 世界各地で同時多発した大規模なサイバー攻撃をめぐり、日本国内では約600カ所の2千端末がウイルスに感染した可能性があることが15日、分かった。日立製作所ではシステム障害が発生。今後、企業での被害がさらに表面化する恐れもある。政府は同日、首相官邸の危機管理センターに情報連絡室を設置した。

 サイバー攻撃対策を支援する「一般社団法人JPCERTコーディネーションセンター」(東京)によると、これまでにインターネット上の住所に当たるIPアドレス約600カ所、端末2千台の感染が判明したという。

 データを暗号化して読めなくした上で復旧のために金銭を要求する「ランサムウエア(身代金要求型ウイルス)」による攻撃とみられ、同法人はIPアドレスを基にパソコンの管理者に連絡を取っている。

 日立製作所では15日、メールの送受信が滞ったり、添付ファイルが開けなかったりする障害が発生。子会社の日立金属でも12日夜から同様の障害が発生した。

 また、警察庁は、15日になって把握した国内の被害は午後5時時点で5件と明らかにした。14日までに把握した2件と合わせ、計7件となった。各警察が不正指令電磁的記録供用容疑などを視野に捜査する。

アクセスランキング

もっと見る

ピックアップ

    どう思う?

    「どう思う?」一覧