恋人の2人に何が…涙流すも黙秘続ける高3女子殺害少年の闇

 3日夜に“空白の3時間“”があることから、警視庁はこの間に殺害した可能性もあるとみて捜査。佐藤さんの死因は溺死とみられることも判明し、詳しい手口を慎重に調べている。

 また、4日午前8時20分ごろには佐藤さんのアルバイト先のコンビニの防犯カメラが少年の姿をとらえており、8時35分までの15分間で火をつけたとみられている。

「仲が良さそうに見えた」のに…

 少年は佐藤さんと仲が良く、優しい少年として知られていた。クラスは違うが剣道を通して知り合った。佐藤さんの母親も、少年のことを気に入っていたという。

 佐藤さん宅の近所の主婦は、少年と思われる若い男性が佐藤さん宅をたびたび訪れているのを見たといい、「遊びに来ているのだと思った。仲が良さそうに見えた」と振り返る。

 佐藤さんと同じマンションの男性は火災当時、少年が憔悴(しょうすい)している様子を目にしている。「男の子が『火事です、火事です』と携帯電話で話していた。『中にいるはずだ。携帯に電話しても出ないんだ』とうわごとのように訴えていた」。男性も以前、2人で一緒にいるところを見たことがあり、「感じのいいカップルだった」と、少年の逮捕に驚いた。

 「母親思いのいいやつ」「部活動を頑張っていた」「あいさつしてくれた」-。少年を知る他の人物も、少年を悪く言う人はいなかった。

履歴で浮かぶ悩みと殺意

 ではなぜ、交際相手を殺害しなけらばならなかったのか。

 一つだけ、2人の間に不穏さが伺える出来事があった。他人には相談しづらいとみられる、交際上の悩みがあったという。

 佐藤さんがこの悩みを友達に打ち明けていたとの話を聞いた友人がいた。捜査関係者によると、少年のスマホからは、この悩みに関する佐藤さんとのやり取りが見つかっている。ただこのことで、もめたような状況はみて取れないという。

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