元「KAT-TUN」田中聖容疑者の大麻所持を見破ったのは?

 【衝撃事件の核心】

 元アイドルの不正を見抜いたのはベテラン捜査員の「目」だった。大麻を所持していたとして警視庁渋谷署が大麻取締法違反(所持)で、人気アイドルグループ「KAT-TUN」の元メンバー、田中聖(こうき)容疑者(31)を逮捕した事件。田中容疑者は、渋谷区道玄坂の路上で車を運転中に警視庁の捜査員の職務質問を受けて大麻の不法所持が発覚した。パトカーに乗った捜査員は一瞬すれ違った田中容疑者の不審な挙動を見逃さなかったという。捜査の舞台裏では何が起きていたのか。

 フードの男の正体

 5月24日午後6時ごろ、若者らが行き交う東京都渋谷区道玄坂にパトカーのサイレンが響き渡った。

 「前の車止まりなさい」

 警視庁の捜査員に停止を求められたワンボックスカーから降り立ったのはパーカーにマスク姿の男。

 その男こそ、かつて「KAT-TUN」のメンバーとしてステージに立っていた田中容疑者だった。

 路上での職務質問に応じた田中容疑者は、「友達に会いに来ていて、駐車場を探していた」などと説明。終始落ち着いた様子だったという。田中容疑者から事情を聴く一方で、捜査員の視線はワンボックスカーの中に向いていた。

 「車内を見せてほしい」

 田中容疑者の許可を得た捜査員は早速、車内の捜索を開始した。しばらくして運転席と助手席の間の床に落ちていた植物片を発見。それこそが犯罪の決定的証拠となり得るブツだった。

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