逃亡46年“最後のフライト”で見せた67歳過激派の素顔 「指名手配に負けない」中核派が支援か

 【衝撃事件の核心】

 半世紀近くに及ぶ逃避行の末に姿を現した男の胸には何が去来していたのか。昭和46年に東京・渋谷で学生らのデモ隊により警察官が殺害された渋谷暴動事件で、警視庁が殺人容疑などで逮捕した中核派活動家、大坂正明容疑者(67)。7日、勾留先の大阪府警大淀署から東京都千代田区の警視庁本部に空路で移送された。羽田空港へ向かう、およそ1時間のフライトで見せた逃亡活動家の素顔、そして、徐々に明らかになってきた逃亡生活の実態とは。

■短く刈り込まれた白髪交じりの髪

 7日正午すぎ、1台のワゴン車が大淀署から滑り出してきた。

 報道陣のカメラが浴びせるフラッシュで浮かび上がったのは、眼鏡をかけた白髪交じりの老年の男。

 ゆったりとしたジャージーの上下に茶色の靴、髪は短く刈り込んでいた。

 車外の喧噪(けんそう)に動じることもなく、じっと前を見据えたその男こそ、警視庁公安部が46年にわたって追い続けてきた大坂容疑者その人だった。

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