昨夏の御巣鷹登山道滑落事故、日航に是正勧告 藤岡労基署

 日航ジャンボ機墜落事故の現場「御巣鷹の尾根」(群馬県上野村)で昨年7月、遺族らの慰霊登山に向け登山道の整備をしていた日航の男性社員=当時(59)=が滑落死した事故に関し、日航が藤岡労働基準監督署から労働安全衛生法違反で是正勧告を受けていたことが19日、同社への取材で分かった。2月22日付。

 滑落事故は昨年7月23日に発生。県警によると、男性社員は他の社員らとともに山に入り、登山道脇に丸太のくいを打っていた際に滑落した。

 日航によると、高さ2メートル以上の場所で作業を行うのに、手すりを設けていなかったことなどについて是正勧告を受けた。同社は今年4月、勾配が40度以上ある場所で作業を実施しないことや、保護帽や保護具を確実に着用することなど6項目の改善措置を含む報告書を同労基署に提出した。

 同社は「再発防止策を徹底する」としている。

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