危険!衝撃吸収機能なし 未認証チャイルドシート、大けがする恐れ

 ネット販売 国交省が注意呼びかけ

 インターネット通販で販売されているチャイルドシートの安全性を国土交通省が検証した結果、国の安全基準を満たしておらず、衝撃を吸収する機能などがないため大けがをする恐れがある商品が複数あったことが分かった。同省は今月、未認証製品を販売する大手サイトなどにページを削除するよう指導を始めるとともに、未認証の製品を購入しないよう消費者に注意を呼びかけている。

 国交省によると、道路交通法で6歳未満の子供を自動車に乗せる場合、チャイルドシートの使用が義務付けられている。チャイルドシートは衝撃保護性能などの安全基準に適合する必要があり、基準を満たした製品には国際基準の「Eマーク」や国の基準「自マーク」が表示されている。

 国交省が2月、ネット上で販売されていた未認証のチャイルドシート7製品を購入して検証。2千~5千円程度で、多くは取扱説明書がなかった。実験では、時速50キロで走行中に衝突したときの衝撃を加えたところ、固定部品やベルトが破損し、ほとんどのケースで子供に見立てた人形が前方に放り出された。

 調査では、未認証チャイルドシートは7製品とも本体の大部分が布製で極端に強度が低く、事故などによる衝撃を吸収する機能がないことが判明した。衝突時に腹部を強く圧迫するなどして大けがをする恐れがあるという。

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