九州北部で大雨 高い海水温が線状降水帯の発達促す? 東シナ海、7月から高温に 気象庁

 福岡、大分両県で5日に発生した記録的大雨について、東シナ海の海面水温が平年より高かったことが、大雨の原因となった列のように積乱雲が並ぶ「線状降水帯」の発達を促した可能性があることが7日、気象庁などへの取材で分かった。

 同庁によると、5日の東シナ海の海面水温は26~28度で、平年より1、2度高い状態だった。この海域では6月中旬から下旬にかけては平年より低い状態だったが、7月に入ってから水温が上がっていたという。

 九州北部では5日、東シナ海から暖かく湿った風が流れ込んだ影響で、積乱雲が発生し続け、狭い範囲に長時間にわたり大雨を降らせる線状降水帯が現れた。詳しい分析を経ないと因果関係が明確にならないが、一般的には海面水温が高いほど大気中の水蒸気量が増え、積乱雲の発達をより活発化させるとされる。

 地球温暖化で海面水温が高い傾向になると、今回のような激しい大雨が増える可能性も指摘されている。

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