「フェラーリは口説きの道具…ド素人」実名投稿で元カレを中傷 泥沼訴訟の行方

【衝撃事件の核心】

 「一生独身で生きていって」。インターネットの巨大掲示板に書き込まれた誹謗中傷の数々。大阪府内に住む内科医の男性は、自身が名指しされていることを知り、息をのんだ。発信者情報の開示を受けて特定した書き込みの主は元交際相手。怒った男性は名誉毀損(きそん)にあたるとして、約320万円の損害賠償を求める訴訟を大阪地裁に起こした。一方の元交際相手も「結婚前提で肉体関係を持ったのに一方的に捨てられた」と慰謝料を求めて反訴。掲示板への書き込みは第二、第三の“被害者”を生み出さないためのもので「公益性があった」と主張した。泥沼訴訟の行方は-。

 出会いは会員制バー

 訴訟のやりとりから、2人の出会いを振り返る。

 店名もなく、看板も出していない、大阪市内のとある会員制のバー。隠れ家的な雰囲気のその店内で、内科医の柳田良太さん(45)=仮名=は、当時OLだった本村麻紀さん(29)=同=と知り合った。

 「すごい僕のタイプ」

 「この後、飲みに行こうよ」

 まだあまり会話を交わしていないうちから、積極攻勢に出る良太さん。麻紀さんは「軽い」との印象を受けつつも、結局2人で飲みに行った。

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