「被災地の力に」ボランティア続々 看護師や高校生など 九州豪雨

 少しでも被災地の力になりたい-。九州北部を襲った豪雨災害から最初の週末となった8日、大きな被害を受けた大分県日田市や福岡県朝倉市には全国からボランティアが続々と駆け付けた。断続的に降り続く雨はやむ気配はなく、安否不明者の捜索や救助は続くが、多くの人の支えを受けて住民らは復興への一歩を踏み出す。

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 日田市社会福祉協議会が中心となり、市内の福祉施設に開設されたボランティアセンターでは、同日午前9時の受け付け開始前からボランティアの志望者50人以上が行列を作った。

 「ニュースを見て大変な状態だと思い、仕事の休みを利用してやってきた」と話すのは大分市の会社員、新垣薫さん(35)。参加者は10人前後で1班となり、要請があった民家などで活動し、土砂の撤去や家財の片付けなどを手伝う。引き続き土砂災害などの恐れもあり、当面は二次災害の危険が低い市内中心部での活動になるという。

 平成7年の阪神大震災や昨年の熊本地震の被災地にも入ったという福岡市東区の看護師、新名敦さん(48)は「今回は医療関係のボランティアの募集はないようだが、困っていることがあれば何でもやる」と語った。

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