森友学園事件 籠池夫妻を起訴、国の補助金不正受給で 大阪地検特捜部

 学校法人「森友学園」(大阪市)の小学校建設をめぐる国の補助金詐取事件で、大阪地検特捜部は21日、詐欺罪で、学園前理事長の籠池(かごいけ)泰典=本名・康博=容疑者(64)と、妻の諄子(じゅんこ)=同・真美=容疑者(60)を起訴した。また特捜部は同日午後にも、学園が運営する塚本幼稚園で大阪府などの補助金をだまし取ったとして、詐欺容疑で両被告を再逮捕する方針。

 両被告は設計事務所の役員らと共謀し、国土交通省側に小学校の校舎建築の補助金を申請した際、正規の工事代金は約15億円だったのに、約23億円に水増しした契約書を提出。平成29年2月までに約5600万円(後に全額返還)を詐取したとして逮捕された。

 一方、塚本幼稚園では23年度以降、専任の教職員数に応じて支給される大阪府の人件費補助を水増しして請求。特別な支援が必要な「要支援児」の受け入れに関する補助金でも園児の病状を偽るなどし、補助金を詐取した疑いが持たれている。

 府市は不正受給額は計約約6600万円に上ると認定して籠池被告を詐欺罪で告訴し、保護者も同様の告発状を提出していた。籠池被告は6月、この不正受給について「反省すべき点はあるが故意ではない」との見解を示していた。

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