“進化形”大麻が巷に蔓延…電子たばこ吸入器悪用「リキッド」に濃縮「ワックス」

 【衝撃事件の核心】

 法で厳しく規制されている大麻を液体状に加工した「大麻リキッド」が、繁華街などで蔓延(まんえん)の兆しを見せ始めている。大麻が合法化されている海外から密輸され、利用者が急増している電子たばこと組み合わせて使用されているという。乾燥大麻や自生大麻のような独特の臭いがなく、周囲に使用が発覚しにくいことが特徴だ。幻覚成分を濃縮した「大麻ワックス」の摘発も相次いでおり、巷には大麻の加工品があふれている。捜査当局は「大麻乱用を助長する恐れがある」と警戒を強めている。

 ■愛好家の間で広まる

 大麻リキッドは、大麻草を煮詰めて麻薬成分を抽出した液体。サラダ油のような色で、加熱して発生させた蒸気を吸い込むと、乾燥大麻などと同様に、脳神経に作用して多幸感や高揚感をもたらすとされる。

 捜査関係者によると、大麻リキッドの所持は大麻取締法上の違法行為だが、昨年ごろから繁華街などでひそかに流通しているという。「繁華街にたむろする一部の愛好家が仲間内で広め、ユーザーの裾野が拡大しつつある」という。

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