事件から13年 なぜ捜査線は動いた 茨城女子大生殺害は偶発的犯行か 見えぬ全容

「優しい父親」の裏の顔

 関係者によると、ランパノ容疑者は事件後、出入国を繰り返し、7年ほど前に家族で岐阜県瑞穂市に移り住んできたという。平日は自宅近くの自動車部品メーカーの工場で勤務し、部品洗浄などの仕事に従事。休日にはフィリピン人の妻や3人の子供らとバーベキューをするなど、「優しいお父さん」という印象を持っていた隣人も多かったという。

 一方、元同僚の女性はランパノ容疑者について「短気ですぐ怒る。彼のせいで退職に追い込まれた人もいた」と証言、攻撃的な“裏の顔”があることを明かした。

 「仲間と遊んでいるときに(原田さんを)見かけて犯行に及んだ」

 そう話し、容疑をおおむね認めているというランパノ容疑者。これまでの捜査では、2人の間に面識はなかったとみられているが、原田さんを襲ったのは、本当に偶然だったのか。3人は、どのように犯行に及んだのか。

 真相を知る共犯者2人は今も逃亡を続けている。13年を経て動き出した事件の全容はまだ、明らかになっていない。

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