大雨、通勤・通学を直撃 駅構内浸水、道路冠水も 奈良豪雨

 奈良県で12日朝に降った猛烈な雨の影響で、奈良と大阪を結ぶ電車が運転を見合わせたり遅れたりして、通勤・通学客の足は大きく乱れた。奈良県橿原市の近鉄橿原神宮前駅の通路では一時、流れ込んだ水がくるぶしの高さまでたまったほか、道路では冠水も生じ、市民生活は大きく混乱した。

 同駅では午前7時ごろ、地下部分にある改札付近一面に数センチの水がたまり、駅員らがほうきやモップで排水作業に追われた。店舗にも浸水し、薬局の店員は「一部の商品に被害が出た。乾くまで店を開けられない」とため息をついた。

 同県吉野町に住む高校3年、川本歩さん(17)は「すごい雨だった。授業がどうなるかわからないが、とりあえず学校に行きます」と話した。

 奈良から向かう電車が到着する近鉄大阪阿部野橋駅では、電車の遅れのため、慌てて会社や学校に向かう人たちの姿がみられた。

 同県高取町の会社社長、関本智昭さん(60)は「橿原神宮前駅から乗車したがすごい雨だった。電車の速度が非常に遅く、1時間ほど予定より遅れた。早く部下に連絡しないといけない」と、携帯電話を持ち話していた。

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