O157 3歳児死亡 ずさん管理、感染源か 客が総菜取り分け「検査態勢の盲点」

 一方で、これまでの症例と明確に異なるのは、加熱された総菜のみを口にしている点だ。前橋市保健所の渡辺直行所長らは「家庭では加熱=殺菌だが、客に提供するものは1回加熱し無菌になっても、低温になれば無菌ではなくなる」と説明。「(客が)汚れた靴で歩き回ったり、エアコンの空気で(O157が)運ばれたりすることがある」と、“二次感染(汚染)”が起きた可能性に言及した。

 同店の量り売りは、客が大皿からトングを使い必要な量だけを購入する形態だった。同市衛生検査課の清水静一課長は「その部分への検査態勢が欠落していた」と、チェックポイントの盲点であったことを明かし、「従来の対応は適切ではなかった」と述べた。

アクセスランキング

もっと見る

ピックアップ