相次ぐ電車トラブル “想定外”で身を守る方法は 発煙騒ぎ、空中停止、炎上車両…

 ■地下では発煙騒ぎ

 では、地下ではどうだろうか。今月7日、東京都港区の東京メトロ銀座線の青山一丁目駅で、停車直前の車両の床下から発煙。ドアを開閉するコンプレッサー(空気圧縮機)が破損し、冷却オイルが揮発して水蒸気が発生したことが原因だった。運転士がすぐに異音に気づいたため、ホーム上に乗客を無事避難させることができたが、駅構内は一時白煙が立ちこめて騒然となった。

 東京メトロによると、地下鉄のトンネル内では地上のような沿線火災の危険性はないものの、ケーブル類などの電気設備から出火する可能性はあるという。走行中に火災が発生した場合は、どのように避難するのが安全なのだろうか。

 同社広報によると、トンネル内は線路脇に電気を供給するレールがあり、感電の恐れがあるため、「乗客を降ろすことは原則としてない」という。その上で、「次の駅まで移動するか、車両が動かない場合には後続車両を接続させて避難させることもある。状況に応じて、運転士や車掌の指示に従ってほしい」と説明する。

 通勤、通学の足として欠かせない電車だが、その安全性を過信すれば、非常時にパニックに陥ってしまう可能性もある。乗客の私たちも、万が一への備えを心にとめておく必要がありそうだ。

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