前代未聞6県20校で硬式球など大量盗難なぜ起きた?被害生徒学んだ「人間万事塞翁が馬」

【衝撃事件の核心】 

 「一体何に使うのか」-。捜査員も首をかしげていた高校野球部からボールやバットが大量に盗まれた事件。被害は7月以降、関東地方を中心に6県20校に及び、ボール約9300個など計約284万円相当が盗まれた。このうち1校の被害について、窃盗容疑などで逮捕された水戸市の男ら3人は、盗んだボールを「メルカリ」などフリーマーケットアプリを通じて売却していたとみられることが捜査関係者への取材で分かった。新品だけでなく使用球も多く含まれており、何でも売れるネットの“フリマ”を利用したのか。盗品ビジネスに走ったとみられる男らも、実は野球少年だったのだが…。

 中学部で野球部だった3人

 10月2日、窃盗と建造物侵入の疑いで逮捕された水戸市の無職、大崎晋太朗容疑者(20)ら男2人。逮捕容疑は、7月28日午後8時10分~29日午前7時ごろ、埼玉県立鷲宮高敷地内の野球部プレハブ倉庫に侵入し、金属バット12本と硬式球120個(計22万円相当)を盗んだとしている。

 大崎容疑者とともに逮捕されたのは、事件当時19歳だった水戸市の土木作業員の男(20)。また、埼玉県警は9月、同校で盗まれたバット2本をリサイクルショップに売却した盗品等処分あっせん容疑で、住所不定、とび職の少年(19)を逮捕していた。3人は水戸市内の同じ中学の野球部出身だった。

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