長女“揺さぶり死”事件の真相 カッとなる性格の問題か、男親ならではの事情か?

【衝撃事件の核心】

 ぐったりしたわが子を抱きかかえ、駆けつけた救急隊員に助けを求める母親。その横で、男はただぼんやりと立ち尽くしていた-。生後1カ月の長女、ひかりちゃんを揺さぶるなどの虐待を加えて死亡させたとして2日、警視庁に傷害致死容疑で逮捕された建築業、中馬(ちゅうまん)隼人容疑者(40)。ひかりちゃんの柔らかく小さな体に目立った傷はなかったが、肋骨(ろっこつ)が14本折れるほどの激しい暴行を受けていた。悲しい事件の背景には、「子供が苦手の上に激高しやすい」という中馬容疑者の性格に加え、母親よりも乳幼児の扱いに不慣れという男親特有の事情もあった可能性がある。

 近隣住民「父親に違和感」

 今年1月13日深夜。東京都町田市のアパートの窓を、救急車や消防車の赤いサイレンが照らしていた。「こんな夜中に、何があったのか」。住人らが見守る中、母親(26)に抱きかかえられてだらんと頭をうなだれたひかりちゃんは、ストレッチャーに乗せられ、救急隊から心肺蘇生(そせい)などの救命措置を受けていた。その様子を、父親の中馬容疑者は無言のまま、呆然(ぼうぜん)と見つめていたという。

 「なんだか他人行儀な感じがして…。自分の子供だったらあんな態度はとれないはずだ」。近所の住人らは、中馬容疑者の態度に違和感を覚えていた。

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