静かな住宅街に悲鳴、住人を次々襲撃…「記憶がない」酒酔い男の常軌を逸した犯行

【衝撃事件の核心】

 静かな朝の住宅街を、酒のにおいをさせ、ふらつきながら走り抜ける若い男。その先で、次々と悲鳴が上がった-。今月5日、東京都北区と板橋区の住宅街で発生した、男女3人が襲われ負傷した連続暴行事件。このうち、60代の男性に対する強盗致傷容疑で警視庁に逮捕された板橋区舟渡の風俗店従業員、宮城奈央土(なおと)容疑者(21)は調べに対し、「酒を飲んでいて記憶がないが、やったと思う」などと供述しているという。限度を超えた飲酒で宮城容疑者が失ったのは、記憶だけではなかった。

■「サドル」持った男

 5日午前8時半。板橋区内の工事現場で働いていた作業員の男性(40)は、空き缶を捨てに道へ出たところで、目の前をふらふらと歩く不審な男の姿を目撃した。10月にも関わらずランニングシャツ姿で、肩にはタトゥーが見えた。

 「変な奴だな」。男性がそう思いながら缶を捨てて戻ってくると、すぐ近くの民家から女性の悲鳴が3回ほど聞こえ、男が飛び出してきた。その手には、どこから持ってきたのか、自転車のサドルが握られていた。

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