「死ぬかと思った」「まるでジャイアン」 決死のダイブ男性と“寄生男”一体何があったのか…

【衝撃事件の核心】

 「ジャンプしてみろよ」。このフレーズが、いわゆるカツアゲ(恐喝)に使われることがあるのをご存じだろうか。脅された人がジャンプする→ズボンのポケットに入れた小銭がジャラジャラ鳴る→「ポケットの中身もよこせ!」-という流れ。現実にこんな事例があったのか定かではないが、ヤンキーマンガの全盛期に思春期を過ごしたミドル世代の男性なら、おそらくピンと来るだろう。この「脅されてジャンプする」という構図の極限とも言うべき事件が9月、大阪市内で起きた。被害者の男性は高さ約10メートルの橋から海中へと決死のダイブをする羽目になったのだ。一体何があったのか。

 トラブルの原因は…

 人気テーマパーク「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」に近い大阪市此花区の大阪北港エリア。淀川河口にかかる常吉大橋(全長約540メートル)が事件の舞台となった。

 欄干沿いには歩道が設けられ、平時は絶好の夜景スポットになっている。橋の下は人気の釣り場で、アジやサヨリが釣れるという。

 ザブーン…。水しぶきが静寂を破ったのは9月29日の深夜のこと。橋から転落したのは食品製造会社のアルバイト、佐藤祐太さん(29)=仮名=だった。

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