朝鮮総連関係先捜索 数日間で一斉引き出しか 8千万円、総連系保険会社

 在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)系保険会社「金剛保険」の強制執行妨害事件で、整理回収機構(RCC)の差し押さえ手続きが始まった直後の数日間に、同社が複数の口座から計約8千万円を引き出していたことが18日、捜査関係者への取材で分かった。

 金剛保険が差し押さえを逃れる目的で、短期間のうちに引き出し、別の銀行口座などに移したとみられ、警視庁は本社(東京都荒川区)などの家宅捜索で押収した資料を分析し、資金の流れなどの全容解明を急ぐ。

 捜査関係者などによると、整理回収機構は平成14年12月、破綻した旧朝銀東京信用組合の金剛保険に対する債権約10億円を引き継ぎ、昨年12月末に一部について差し押さえの手続きを開始。金剛保険はその後の数日間で、数十に上る自社名義の口座から計約8千万円を一斉に引き出した疑いが持たれている。

 警視庁は17日、整理回収機構の債権回収を免れようと財産を隠した疑いが強まったとして、強制執行妨害の疑いで、本社や全国各地の支社など計約30カ所を家宅捜索した。

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