特殊詐欺に狙われるコンビニ 多様化する現金受け渡しの舞台に

 特殊詐欺の一種「架空請求」の典型的な手口だ。男性は男らに指示されるままにコンビニに行き、50万円分の電子ギフトカードを購入、詐欺グループにカードのシリアル番号を伝えた。詐欺グループはカードそのものを手に入れなくても、番号さえ知ればモノを購入して換金したり、現金そのものに変換できる仕組みだ。

 電子ギフトカードは近年、クレジットカードを使わずにインターネットを通して音楽ソフトやゲームソフトの購入、買い物などをするための手軽な手段として利用者が増えている。家電量販店やコンビニに行けば、さまざまな会社が取り扱うカードが並んでいる。

 こうした架空請求詐欺は29年1~11月、警視庁が把握しているだけで601件発生し、前年から約2倍に増加。現金の受け渡し方法は、「電子ギフトカードを利用したもの」が365件と全体の6割を占め、「手渡し」が82件(13・6%)、「振り込み」が66件(11・0%)と続き、ギフトカード悪用の詐欺が主流化していることが分かる。

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